1. アレルギー性結膜炎とは?
アレルギー性結膜炎は、花粉やホコリなどが原因でヒスタミンが放出され、目に炎症を引き起こす病気です。
主な症状はかゆみ、充血、涙目です。
アレルギーの原因物質(アレルゲン)は特定できないことが多いです。
特に花粉症シーズンには多くの人がこの症状に悩まされます。
2. 点眼薬の選び方
アレルギー性結膜炎の治療には、抗アレルギー薬の点眼が一般的です。
使う際は10秒間以上目を閉じると効果的です。
まばたきをしてはいけません。
冷やして使うとさらに炎症を抑えられます。
- アレジオンLX:1日2回の使用で、コンタクトレンズの上からも使える便利な薬です。価格は高めですが、子供にも使いやすいです。
- アレジオン(エピナスチン):1日4回使用で、長期使用に適しています。副作用が少なく、子供や高齢者にも向いています。
- パタノール(オロパタジン):比較的安価で、効果がしっかりしていますが、コンタクトレンズ使用時には使えません。
3. コンタクトレンズユーザー向けの目薬
コンタクトレンズを装用している方には、アレジオンシリーズが唯一、レンズの上から使える選択肢です。
他の点眼薬は、レンズを外してからの使用が必要です。
4. 新登場:アレジオン眼瞼クリーム
2024年に発売される「アレジオン眼瞼クリーム」は、1日1回、まぶたに塗るだけで点眼と同等の効果が得られます。特に点眼が苦手な方や、コンタクトレンズユーザーに便利です。
5. ステロイド点眼薬の注意点
ステロイド点眼薬は即効性がありますが、長期使用には注意が必要です。
若年者は特に眼圧が上がりやすいので、2週間以上使用する場合は必ず眼圧を測定しましょう。
副作用としてやステロイド緑内障、免疫低下による感染リスクがあるため、
必ず医師の指導のもとで使用してください。
6. まとめ
アレルギー性結膜炎の治療には、生活に合った点眼薬を選ぶことが大切です。
こどもやコンタクトレンズ使用者には「アレジオンLX」や「アレジオン眼瞼クリーム」が選択肢として便利です。
症状に合わせて、最適な治療法を見つけましょう。
参考