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【重要】当院でのコンタクトレンズ扱いについて
当院では、利便性よりも患者さまの安全と健康を最優先に考え、慎重に対応することを基本方針としています。
大手のコンタクトレンズ販売店のように
「すぐに」「ちょっと」「簡単に」といった形での処方や販売は 行っておりません。
すべて特殊予約制で対応しており、初診時に度数調整を行うこともできません。
また、他の症状の診察のついでにコンタクト処方を希望される場合も対応できかねます。
ただし、当院で処方していないレンズでも、装用して目にトラブルが生じた場合の診療は予約なしで対応いたしますのでご相談ください。
コンタクトレンズは便利で快適な視力矯正ツールですが、不適切な使用や管理によって目に大きな負担をかけ、重大なトラブルを引き起こす可能性があります。
当院のコンタクトレンズ処方の基本方針
1. 安全性を最優先にした対応
コンタクトレンズは高度管理医療機器に分類されており、適切な検査や診察が不可欠です。
しかし現状では、法整備が不十分なまま日用品のように普及し、不適切な使用による目のトラブルが増加しています。
当院では、医学的観点から安全を確保できないレンズの処方や販売は一切行いません。
これにより、患者さまの目の健康を長く守ることを目指しております。
2. 特殊予約制での対応
当院では、コンタクトレンズの処方を特殊予約制で行っています。
- 適切な検査と診察時間を確保し、安全性を徹底的に確認するための体制です。
- 初診時には、装用可能かどうかを判断するための検査を実施します。
- 処方箋の発行や度数調整は、その後の予約手続きを経て対応いたします。
来院当日の即日対応は行っておりませんので、あらかじめご了承ください。
当院での取り扱いレンズ
当院では、患者さまの安全を確保するため、医学的に安全性が確認されたレンズのみを取り扱っております。詳細は、取り扱いレンズについてのご案内をご覧ください。
- 取り扱いができないレンズ
当院にテストレンズがない製品
乱視用レンズ(TORIC)やカラコン・サークルレンズ
2週間や1か月装用タイプ
これらのレンズについては対応いたしかねます。
処方以外のコンタクト関連受診について
1.定期検診:
他院で処方のレンズの定期健診も対応します。
白内障手術に関連した医療検査機器がありますので、コンタクトレンズ眼科でできないことが多い下記の検査も行えます。
コンタクトレンズの長時間装用は、特に酸素透過度の低いレンズでは眼に大きな負担をかけ酸素不足で黒目に血管が入り込んでしまっていることがよくあります。
定期検診の重要性 当院では、以下のような検診を実施し、リスクを未然に防いでいます:
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角膜内皮細胞の測定:長時間装用による角膜への負担を確認します。
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高次収差の乱視チェック:コンタクトレンズが視覚に与える影響を詳細に分析します。
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失明リスクの早期発見:不適切な使用による重大なトラブルを防ぎます。
2. 症状がある場合の対応:
痛みや赤み、目やにがひどい場合、痛みがある場合、当日診察を行い必要な治療をします。
コンタクトレンズとケース、眼鏡、ケア用品をすべて持参ください。
「自分の目の健康を大切にしたい」とお考えの方に、当院は最適な医療をご提供します。
安心してご相談ください。
関連情報
コンタクトレンズは適切に使用し、健康な目を保つための重要な医療機器です。
皆様の安全と健康を第一に考えた対応を心掛けておりますので、ご理解いただけますようよろしくお願い申し上げます。